センター概要

センター長挨拶

ひょうご仕事と生活センター長 森本

平成28年4月1日付けで、「ひょうご仕事と生活センター(以下、「センター」)」のセンター長に着任いたしました、森本です。
前任の北条センター長同様よろしくお願い申し上げます。

ご案内のように、「当センター」は「勤労者と経営者がともに豊かさを実現できる地域社会の実現」を目指し、企業価値の向上と勤労者の働きがいをもたらす、「仕事と生活のバランス(以下、WLB)」の取り組みを全県的に推進する拠点として「兵庫県、連合兵庫、兵庫県経営者協会」の三者協働の下、平成21年6月3日に開設されました。

今年で開設8年目を迎える事になります。この間、毎年1000件を超えるワンストップ相談や、相談員の派遣、200件を超える研修の開催や、企業内でWLBを進めるキーパーソン養成講座などを実施いたしました。

また、中小企業への助成として、「育児・介護等離職者雇用助成金支給制度」や、「代替要員確保支援助成金支給制度」、さらには「仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金制度」の拡充などを実施し、兵庫県内におけるWLB政策推進に一定の役割を果たしてまいりました。

このような活動の中、平成25年度からは企業が積極的にWLBを推進していただくために、企業・団体自ら取り組む「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」制度をスタートさせました。

その結果、平成28年3月末で1138社の企業・団体に宣言していただきました。そして、宣言していただいた企業・団体の中から一定基準の取り組みを行っている企業を「仕事と生活の調和実現推進認定企業」として、平成28年3月末で71の企業・団体を「認定企業」とさせていただきました。

当センターのキャッチフレーズである、「明るく 元気に 前向きに WLB進める ええ会社」のとおり、今年度もこれまで培ってきた経験をもとに、引き続き充実した取り組みを実践してまいります。

以下に平成28年度の重点取り組みを記載いたします。

  • ワークライフバランス推進キャンペーンの実施や県内企業への積極的な訪問によるワークライフバランス宣言企業等の拡大。
  • 宣言企業→認定企業→表彰企業のスキームを活用した、それぞれのレベル(段階)に応じた支援による各企業での取り組みの高度化。
  • 大学等、研究機関との連携による共同研究の実施と従業員意識調査の強化。
  • 在宅勤務や柔軟な勤務体制の導入など、多様な働き方の実現支援。
  • ワークライフバランス推進のための各種助成金の活用促進。
    (代替要員確保支援助成金の拡充。)

ともにWLBを進めましょう。本年度もよろしくお願い申し上げます。

『センター長より一言』

どのように社会が変わろうとも、どのように人が変わろうとも、働く事と家庭生活という営みがなくなることはありません。皆様とともに「労働の尊厳」と「人間の尊厳」を求めて活動してまいりたいと考えています。
当センター一体となって、WLBをとおして皆様方の幸せづくりの手助けに努力してまいります。気軽に連絡・相談いただければ幸いです。

ページの先頭へ