就職を目指すあなたへ これからの「働き方」を考える仕事と生活のバランス

ワーク・ライフ・バランスとは?

ワーク・ライフ・バランス(WLB)って何だろう?

仕事にやりがいや充実感を感じ、責任を果たしながら、その一方で、子育てや介護、家庭や地域での生活、自己啓発などといった、個々の私生活も充実させるという考え方です。「仕事」と「生活」の「調和」を図ることは、豊かで充実した人生を送るための必須条件なのです。

あなたのWLB必要度チェック!

自分の能力を最大限に発揮できる環境で働きたい
仕事を通じて、自分自身のキャリアの確立や人間形成を図りたい
理解があり信頼できる上司や互いに協力し助け合える同僚と仕事がしたい
地域社会に貢献したい
仕事だけでなく、恋人や友人、家族との時間も大事にしたい
効率的に仕事をこなし、プライベートも充実させたい
自分のことをちゃんと評価してくれる職場で働きたい
結婚しても子どもができても仕事は続けたい
従業員を大切にしてくれる会社で働きたい
いつも健康で、楽しく働きたい
自分の意見を遠慮なく発言できる風通しのよい会社で働きたい
生涯安心して働ける会社で働きたい

WLBの実現を積極的に推進している会社を選びましょう!

「WLBな会社」を見つけるためのポイント!

全社的にWLBの実現に向けて取り組んでいる

WLB実現を推進している会社は、経営者自らがWLBの実現を率先したり、従業員や社会に向けて、従業員を大切にしているというメッセージを発信しています。ホームページ等で経営者の「あいさつ」や企業の「理念」「コアバリュー(中核となる価値観)」「行動指針」などが書かれている部分にも目を向けてみましょう。

ここがポイント

  • 経営トップがWLB実現のためのリーダーシップを発揮している(または理解がある)か。
  • 従業員を企業の財産(=人材)ととらえ、大事にしているか。

働きやすくするためにいろいろな制度がある

結婚、出産、育児、そして介護等、人生には様々なライフイベントがあります。育児や介護休業の制度、育児や介護をしながら働ける時間短縮勤務制度等が整っていると安心です。中には、従業員のライフスタイル、たとえばスポーツや観劇といった趣味や資格試験の勉強等自己啓発のためにも休みが取れたり、リフレッシュ休暇、アニバーサリー休暇制度等を導入している会社もあります。

ここがポイント

  • 育児や介護をはじめ、様々なライフイベントに応じたきめ細かい制度が用意されているか。
  • 趣味や自己啓発、家族との団らん等を尊重した勤務形態や休暇制度が整備されているか。

社内でのコミュニケーションが十分にとられている

制度が充実していても、職場の雰囲気によっては、WLB実現のための支援制度の利用に抵抗感が生じることもあります。従業員個人やその周りの人たちのライフステージやライフスタイルを相互に理解しあうことで、制度も利用しやすくなるはずです。

ここがポイント

  • 普段から職場で十分なコミュニケーションをとるための仕組みづくりがなされているか。
  • 仕事や私生活の相談に真摯に乗ってもらえるメンター制度(先輩社員が後輩社員をサポートする制度)や仕事の改善提案、あいさつ運動等、職場の風通しを良くする制度はあるか。

多様な働き方ができる/多様な人材を育成し活用している

性別・年齢・家族構成・障がい等個人の違いに関係なく、意欲や能力のある、だれもが働ける職場では、多くの知恵が生まれ、創造性豊かな会社になるとも考えられています。少子高齢社会では、多様な人材を活用できる会社が人材の確保と育成に優れているとみられます。多様な人材が集まり、多様な働き方ができる会社は、持続的経営を目指している企業とも言えます。

ここがポイント

  • 在宅勤務、フレックスタイム、短時間勤務正社員など、多様な働き方ができる制度があるか。
  • 女性管理職登用のための人材育成制度や、能力を正当に評価する仕組みがあるか。
  • 年齢や性差などに関係なく個人の意欲や能力を重視した採用活動を行っているか。

WLBな職場紹介

WLBな人

仕事も、プライベートも。どちらも大切にしながら、自分らしく生きる人を紹介します。

私たちの仕事場
~「仕事と生活のバランス」最前線 ~

WLBを推進する企業の現場を、従業員の皆さんのインタビューを交えて紹介します。

人・交差点 輝く勤労者

WLBを推進する企業で、輝きながら働く人たちにスポットをあて、インタビューしています。

先進事例紹介動画

WLBを推進する企業の現場を、動画で紹介します。

WLBな働き方ガイド

学生向けWLB先進事例企業事例集
WLBな会社ガイド

これから就職活動を開始する大学生等の皆さん向けとして、「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」を分かりやすく解説するとともに、実際に「WLBな働き方」を実践する方々を「WLBな人」として紹介。

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